日刀保特別貴重刀剣☆時代半太刀拵え☆南北朝時代後期☆直江志津兼春☆小切っ先仕立ての体配に反り深く地肌と刃紋が見応えな67.6センチ 注文

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刀剣の価値を損なう刃切れ、鍛え割れ、ふくれ、しなえ等がありましたら必ず明記します。
今回の兼春は物打ち辺りが若干研ぎ減っていますが、焼き刃はまだあります。全体に古研ぎでパラ錆も出ていますので、完璧な刀剣をお求めの方はご遠慮願います。
詳細画像は差し表から撮っています。
刀身の真偽については現在の保存刀剣審査などが付随していないものは保証出来るものではありません。
日刀保と登録証は確認済みです。
日刀保より無銘ながら、南北朝時代後期長禄頃の直江志津兼春と極められた太刀になります。
時代半太刀拵えの頭と縁は鉄地網代仕立て、目貫は巻龍図柄、鍔は鉄地丸形網代仕立て、鞘はややアタリのある変わり濃茶塗鞘。
初代の志津兼氏の門人が南北朝期に現在の養老町直江に鍛刀の拠点を移し活躍したことにより、
その刀工群を総称して直江志津と呼んでいます。兼友、兼俊、兼次、兼延などは直江志津の代表的な刀工で、南北朝時代14世紀に直江の地において作刀しています。
室町期に至っては兼久、兼信、兼清、兼秋、兼行らの作刀がみられるものの、同時代になると需要の低迷や同地域の水害などを契機に、
当時勢力を徐々に伸ばしつつあった関鍛冶に吸収されたりして美濃国の他地域に移り住んだと考えられています。
兼春は日本刀銘鑑によると、直江志津、兼行の子、四郎、長禄とあり、長禄三年、文明四年とあるのが最も古く、
以降は永正、天文、天正の作例をあげ、室町期を通じて七名ほどの兼春がいたことを記載しています。
校正古刀銘鑑には兼春、長禄二年および、兼春 関作 弘治三年の二例が記録されています。
南北朝時代後期長禄頃ですので、約564年前の作刀になります。
研ぎに出し是非お手持ちの一振りに加えて下さい。

※発送は佐川急便着払いでお願いします。

【種 別】 刀 登録 千葉県 037405号 昭和53年11月1日交付。
【刃 長】 67.6cm 【反 り】 2.0cm
【目釘穴】 1個
【元 幅】 31.0mm 【元 重】 7.4m
【先 幅】 16.5mm 【先 重】 4.5mm
【銘 文】 無銘。
【ハバキ】 赤銅ハバキ。
【拵 え】 約 全長: 102.5cm、 柄長約: 25.5cm

重さ:(電子量り)鞘を払って約971グラム。
刀身のみの重量約645グラムです。
私の分かる範囲で誠意を持ってお答えさせて頂きます。

【体 配】 小切っ先仕立て、鎬造り、庵棟、身幅、重ね共に尋常。
【地 肌】 板目肌が良く練れ、細かな地景現れ地肌明るく冴えわたる。
【刃 紋】 直刃調に小互の目刃紋、足、葉入り、金筋走り砂流し掛る。
【鋩 子】 掃き掛け返る。
【中 茎】 うぶ。(約17.5センチ)(目釘穴位置 刃区より約6.5センチ)

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