①アメリカを拠点に活動する日本人・文筆家、写真家である田中凛太郎によるコレクターズ・ブック『Motorcycle Jackets』。 大学入学と同時に渡米を繰り返し、20歳で“世界最年少の黒人音楽ライター”として文筆活動をはじめ、広告会社勤務の後に、1998年からカリフォルニア州サンクレメンテへ移住した田中凛太郎。 「モーターサイクル・ジャケット研究の第一人者」としても世界的に知られ、また、ヴィンテージ・ファンにお馴染みのカタログ『My Freedamn』を手掛けていることでも有名です。本書は、田中の真骨頂ともいえるモーターサイクル・ジャケットについて、20世紀におけるその歴史からデザインをまとめた作品集。 いわゆる現在のライダースタイプの原点ともいる20世紀初頭のレザージャケットをはじめ、ハーレー・ダビッドソン、ショット、ヴァンソン、ルイスレザー、ラングリッツ、クロムハーツなど、さまざまなブランドのレザージャケットを収録しています。 ジャケット以外にも当時の広告やタグも掲載され、グラフィックデザインの視点からみても面白い1冊です。②ライダーにとって第二の皮膚とも云えるレザー・ジャケット。 本書は、オートバイ用として製作、愛用されてきた一世紀に及ぶモデルの数々を、そのディテールと時代背景などを含め1,000点を超えるカラー写真を交えて詳しく解説しています。 掲載されるジャケットは、Schott、Langlitz Leatherを始めとするアメリカ老舗メーカーから、Chrome Heartsなどの新興勢力、現在は消滅してしまったブランドまで100点以上を網羅。 また、Vansonの最古のカタログ、当時の広告や説明書、ライダーが実際に着用している貴重なスナップフォトなど数多く掲載しています。 見て読んで楽しめると同時に、非常に資料製の高い図鑑のような一冊に仕上がっています。 これらの資料は、カメラマンでもある田中 凛太郎氏が6年間の歳月を費やして集めたもので、現在二輪用レザー・ジャケットに関する資料において同書の右に出るものはないと云われている良書です。２冊セットです。 タバコ吸いません。ペット飼っていません。 NC/NRでお願いします。